2022年夏、念願のオザキフラワーパークに行ってきました。
一日過ごしても足りないくらい楽しく、新たな家族をいくつもお迎えしてしまいました。
植物好き必見の内容となっております。是非、最後までご覧ください。
以下関連
オザキフラワーパークってどんなところ?
オザキフラワーパークは、東京練馬区にある都内最大級のガーデンセンターです。
「買える植物園」とも称されていて、園内はジャングルのように植物が生い茂っています。
花苗から珍奇植物まで非常に多品種多量の植物たちがそこにはいます。
きっと、運命の出会いが待っている…そんな植物園です。
いざ、オザキフラワーパークへ
僕たちは西部池袋線「石神井公園駅」からバスで向かいました。
向かう途中も自然豊かで川には綺麗な鳥もいました。空もすっごく綺麗ですよね。
早稲田高等学院で下車をして、そこから徒歩5分ついに楽園が見えてきました。
そこには、園の外まで沢山の植物がいました。
オザキフラワーパークはいくつかのコーナーに分かれています。
初めて来たし、こんなに見る場所があるとどこから見るべきか迷い続けた結果、ここまで歩いて暑かったというのもあって室内の観葉植物コーナーから見ていくことに。
オザキフラワーパークの中にて
まず今回の来園の目的は
- 新しい発見をする
- ザミオクルカス レイブンお迎え
- ビカクシダお迎え
- シンボルツリーお迎え
でした。
そして夢に見た観葉植物だらけのコーナーに入場…
そこには知らない植物や奇妙な形をした植物がうじゃうじゃといました。
まず目に留まったのがクワズイモ。
インスタとかでは見たことあるけど、生で見るのは初めて。大きな幹だけど葉の数は少なめ。しかも葉のサイズがビッグサイズでとても目を引きました。
価格も2000円以下の子がいて、いきなりシンボルツリーの候補ができてしまいました。
こんなに広くて植物も見切れないほどあるから、園内を2周し1周目はお迎え候補を挙げる。2周目にカゴに入れる決まりにしました。
ということで、ひとまずクワズイモは候補に。
続いて、見えてきたのがビカクシダコーナー。
板付けなどできて、インテリア性も高く最近非常に人気があるビカクシダ。
男心をくすぐってきたので今回の獲物に。
ただ、そこには想像を超えるビカクシダたちがいました。
まず、ビカクシダだけでも色々な種類がいたことや、人の顔の何倍もあるような超ビッグサイズのもの、まだ小さな小さな子まで沢山いました。
正直、このビカクシダのコーナーに何分いたか分からないほど眺めてました。
また、2周目でお迎えしたものをご紹介するのもあれなのでご紹介します。
今回は、小さなビカクシダ・ビーチ―をお迎え。
そもそもビカクシダというのはシダ植物の1種で木などに着生したりする着生植物です。胞子葉と呼ばれる緑のピンと突き出た様子が鹿の角の様に見える…植物です。
その中でもビーチ―という品種は、胞子葉が白く見え陽に向かってシャキーンと立つようなタイプのビカクシダです。
なぜ、ビーチ―を選んだかというと、カッコよさと美しさを合わせもっていると思うからです。
また、小苗を選んだのは沢山成長過程を楽しみたいからです。自分の育て方次第で将来の姿が変わる…。考えるだけで楽しみです。
続いては、カラテアコーナーです。
カラテアは、葉の模様が美しいものが多く、色も鮮やかな者もいてとても魅力があります。
我が家にも変わった葉の模様の子をお迎えしたいとこちらの子を購入。
クテナンテ・セトサ
グレー味のある緑に葉裏が紫色のクテナンテ・セトサ。これは、他の子よりも美しくて一目惚れでしたね。
それからしばらく、園内を歩いていると思わず声が…
黒く光沢のある葉が見えたのです。
そこにはザミオクルカスのレイブンがいました。
最近、園芸店などに行く度、レイブンがいないか探していたのですが、どこに行ってもレイブンはいなく…。諦めるしかないな…と思っていた矢先、突如見つかりました。
しかも、結構沢山いました。
沢山悩みこの子に決めた!
ザミオクルカス レイブン、サイトイモ科、ザミオクルカス属。
地中にイモができるのが特徴。乾燥にも強く生命力が強いことで有名。
観葉植物初心者でも育てやすい植物です。
この子を選んだ決め手は、美しいこのフォルム。他の子よりも背丈があって元気そうでした。
まだまだお迎えした子がいるのでどんどんご紹介。
次は塊根植物やサボテンがいるエリアです。こちらには、大木か!と思うほど大きな塊根植物など普段行くような園芸店では見ることのできない非常に立派な塊根植物たちが沢山いました。
今回はその中でも、比較的価格が優し目で成長の伸びしろがある子を選びました。
その子はアデニウム・アラビカム。
ボッテリした幹が可愛い緑色の肌をした塊根植物。
魅力は何といってもその独特な樹形。タコとかイカを頭から植えて逆さにしたようにも見えてくる。
我が家では大根と呼んでいます。
ちなみに、アデニウムは砂漠のバラとも呼ばれ、上手くいくと綺麗な赤い花を咲かせるそうです。花を咲かせてくれるのも、楽しみが増えて非常に良いですよね。
続いては、我が家のシンボルツリー問題。
まず、僕たちは大きくて個性のあるシンボルツリーが欲しいと考えていました。
しかし、オザキフラワーパークには大きくて個性のある植物がそこら中にいるじゃないですか…。
葉がクルクルしたものだったり、クワズイモだったり沢山悩みました。
結果、お迎えした子がこちら。
ドラセナ・レモンライム
狭めな我が家に丁度いい大きさ(僕の腰くらいの高さ)且つ葉のストライプが綺麗だったのでこちらの子を選びました。
同じレモンライムでも何体かいたので、そこでもよく見て考えました。
このレモンライムを選んだ理由には花言葉もあります。
この子の花言葉は幸福だそうです。我が家には何かと幸せ系の花言葉を持つ植物が多いのですが、いくら幸せを持ってきてくれても困らないし、むしろ嬉しいのでその点もレモンライムは良いですね。
ちなみに花言葉が幸福だったりするのもあって、祝いの贈り物としても人気だそうです。
最後の子は、室内を出て外の花苗、花木、果樹コーナーで出会いました。
こちらのコーナーも真夏の日差しの下、非常に多くの種類の植物たちがひしめき合っていました。
ここで彼女の心を掴んだ子がいました。
楓です。
まさか僕も盆栽をお迎えするとは思っていなかったのですが、非常に良い出会いをしたと思います。
他の植物たちは赤道付近の暖かい国が原産の植物が多かったのですが、初めて日本らしさを感じられる植物をお迎えすることができました。
すでに、何枚かの葉がうっすら紅く色づいていて秋がとても楽しみになりました。
やっとお迎えした子たちを紹介することができました。
僕たちは園内を2周回って、植物を購入したのですが1周した時点で結構疲労していたのでGROWERS CAFEという併設されたカフェに行きました。
カフェの外壁はガラスになっていて、カフェの中からでも沢山の植物を眺めて楽しむことができる仕組みになっていました。
この仕組みのせいで、あの植物も可愛い、あれもいいなぁと次から次へとお迎え候補が増えてしまいました。(笑)
カフェではアイスのドリンクを二つ注文。
想像以上にしっかりしたドリンクがきてびっくりしました。もちろん味も大満足でした。
園内の話に戻りますが、最初にここに来た目的に新しい発見をすると書きましたが、嬉しい発見がありました。
それがこちらです。
なんの植物かわかりますか?
そう、コーヒーノキです。大きいですよね。しかもよく見ると実もつけています。
植物に順位をつけるのはあれですが、我が家で一番大切なのは彼女への誕生日プレゼントのコーヒーノキです。
今回、シンボルツリーは購入しましたが、いつか我が家のコーヒーノキもこのくらい大きく育ちシンボルツリーになって欲しいと考えています。
今までここまで立派に成長したコーヒーノキは見たことがなかったので、マメ1,マメ2の将来を見れたようで嬉しかったです。
今回沢山の植物達を新たにお迎えしたので、水やり管理を楽にするためこちらを購入。
詳しくは記事でご紹介。
注意事項
ここまで読んで頂けた方は、楽しそうなところだなぁと感じたかもしれません。
が…
実は大変なこともありました。
というのも、途中から彼女が息苦しさを感じ始め、帰る間際には涙を流しながら息苦しさを訴えたのです。
これには本当に驚き心配になりました。次第に支えがないと立てないレベルにもなってしまいました。
とにかく急いで外に出て深呼吸をさせました。
すると、少しづつ顔色がよくなり回復できました。
とはいえ、体調は優れなかったので帰りはタクシーで駅まで向いました。
一体、息苦しさ、体調不良の原因は何だったのかというと…。
正確にはわかりません。
ですが、恐らく多量の植物の呼吸が影響していると考えられます。
というのも植物は昼間日を浴びて光合成し酸素を放出、夜間は植物も呼吸をするので二酸化炭素を放出します。この放出された二酸化炭素で人が息苦しく感じるのかということ。
実際、調べてみると放出される二酸化炭素の量は相対的に極僅かなので影響はないとのこと。
ですが、オザキフラワーパークのような植物が非常に多量に密集しているようなところだとどうなのでしょう?
彼女は立てなくなるほど、息が苦しくなりましたが、実際僕も若干息苦しさを感じました。
もしかしたら、植物のテーマパーク、オザキフラワーパークほどになると植物の呼吸も無視出来なくなるのかも。
あくまでもかもしれない話なので、苦しかったら早めに外の空気を吸いましょう。
二つ目の注意点は購入数を決めておくこと
僕は植物も運命的な出会いをしたものや、樹形が好みのものなど一目惚れしてお迎えするのは良いことだと思います。
植物は一つとして同じ樹形だったり、全てが同じ植物はいないはずなので。
ですが、オザキフラワーパークには魅力的すぎる植物があまりにも多いので、あらかじめ購入数を決めておかないと大変なことになります。
珍しい植物もいるので、買ったはいいものの自宅の環境的に育てにくい植物がいたりと、後から困ることがあると思います。
欲しい植物が多い時は、植物をお迎えした後、ちゃんと育てることができるかよく考えてみるのがオススメです。
最後に植物の持ち帰る方法です。
僕たちの帰りの植物達の量です。
植物の量が多かったので、店員さんが段ボールに入れてくれたのですが、これでも鉢を重ねたり隙間なく植物をまとめてこの量です。
完全に二人とも両手がふさがりました。
この量を二人で持ち帰る。それも電車に乗って。
案外、持てるのでは?と思うかもしれませんが、鉢自体も重量があるし、なにより土が重たいです。
個体によっては水を含んでる子もいました。
なので想像以上に重たいです。
しかも、葉が折れたりしないように慎重に運ばなくてはなりません…。
本当に大変でした。
なので、みなさんも是非購入数と持ち帰る方法は決めておくのが良いと思います。
ちなみに、自宅まで配送してくれるサービスもあるので利用したり、車で運ぶのが一番いいと思いました。
結論 オザキフラワーパークは良い所なのか
とっても濃すぎる1日を過ごすことができたオザキフラワーパークですが、結論良い所だったのかというと…
個人的にディズニーに匹敵するような最高のテーマパークだったと思います。
体調を崩したりと大変なこともありましたが、休憩を多めに入れたり予め購入数を決めたりと、しっかり計画して行けば快適に楽しむことができるでしょう。
買える植物園とも言われるくらいなので、買わなくとも植物を見るだけでも楽しめるだろうし、季節が違えばまた新しい顔の植物も見ることができるだろうし楽しみ方は沢山あると思います。
植物好きな方はもちろん、興味のある方、そうでない方も是非足を運んでみてください。
きっとあなたの毎日をより楽しくしてくれます。
前回のお話▶
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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