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【スタバ バリスタ】ラテアートを自宅で作る流れを画像付きで解説!家庭用エスプレッソマシンでもラテアートは出来る!

ラテアート 家 やり方 お家カフェ

こんにちは
元スタバ店員
自宅で年間300杯以上ラテアートをしているyuukiです。

今回は、よくご質問いただく「家庭用エスプレッソマシンを使って自宅でラテアートは出来るの?」「ラテアートはどんな手順で作るの?」「ラテアートに必要なものは?」といった質問に画像付きでわかりやすくお答えしていきます。エスプレッソマシンの購入を検討している方やラテアートに興味のあるカフェ従業員の方にもオススメの記事です。
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ラテアートのやり方

今回はエスプレッソの抽出からミルクのスチームまで全て自分で行う流れをご紹介します。「コーヒー豆を挽くのは面倒…」など様々な考え方があると思いますので、ご自身に合わせ必要なところを取り入れてラテアートを作って貰えたらと思います。使用する家庭用エスプレッソマシンはデロンギのデディカ

まずは、コーヒー豆を挽き粉にします。オススメは豆の状態で購入し、ラテを作る直前で粉にする方法。粉の状態だと劣化が早まるため、直前で粉にするのが一番美味しいラテが作れます。また、エスプレッソを抽出する際は、コーヒー豆を細挽き〜極細挽きという細かなサイズの粉にしましょう。
(細かなサイズに挽くことができるコーヒーミルは多くありません。ポーレックスのコーヒーミルは細かく挽くことができ、手入れも簡単なため愛用中)

豆を粉に挽くことが出来たらポルタフィルターに移します。移すとこんな感じ↑で山盛りになっています。これは細かく挽いた粉が凝集し大きな塊となっていることや大きな塊が出来ることで、塊や粉の間に隙間が生まれてしまっていることによります。このようにエスプレッソの粉がフィルターにしっかり密に詰まっていないと、抽出の際にお湯が内部の隙間から抜けてしまい抽出が上手く出来ません。(チャネリングという)

そこで使用するのがこのニードル ディストリビューター。このニードルでフィルター内の粉をグルグルとかき混ぜるようにすると、凝集しダマになっていたものが細かくなり、同時に内部の隙間も減少。その証拠にニードルを使用する前と後では、粉の盛り上がりの高さが全く違いますよね。

ここまで出来たらもう完璧にエスプレッソが抽出できる…!とはいかないのです。実は、今のままだと表面が凸凹しているのです。そこでレベラー(ディストリビューター)の登場。このレベラーをポンと乗せ、シュッシュと回すと…

表面が平らになり且つ内部の粉の詰まり方(密度)が均一になるのです。*レベラーはフィルターに乗せた際、引っかかりができフィルターと並行に乗せることが出来ます。並行な状態でレベラーの重さ分の圧力をかけた状態で回すことで、粉の密度を均一にすることができるというわけ…。

ここまで出来たならば
フィルターに対して垂直に適切な力でタンピング。

最後にフィルタースクリーンをタンピングした粉の上にセットしたら完了。何故、このフィルタースクリーンを使うのかというと理由は主に2つ。1つはチャネリング防止のため。フィルタースクリーン無しの場合、ブリューワーから出たお湯が特定の一箇所に集中してかかりチャネリングを招きやすいことがありますが、フィルターを挟むとお湯がフィルターをつたい全体に分散。粉に対して均一にお湯をかけることができるのです。また、2つ目にブリューワーが汚れないというメリットも。

ここまで来たらデディカの仕様上一旦ミルクのスチームを先に実施。まず、スチームノズルや経路内に残っている余分な水分を排出する空ぶかしという作業を行います。この時、経路内に残っていた水分が出てきますので、ミルクを温めるピッチャーとは別のピッチャーがあると便利!

空ぶかしの後にミルクのスチーム。スチームの流れは、「空気を含ませる」→「攪拌」→「63℃程度まで温める」。最初の工程、「空気を含ませる」で空気を含ませないと、ラテアートをしようと思っても何も浮かんできません。また、ただ空気を含ませただけだと、大きな泡のような状態でラテアートを上手く描けないため、グルグルとミルクを攪拌し気泡を細かくします。そして、ラテアートに適切と言われている63℃程度まで温められたらスチーム完了。

スチームが終わったら速やかにエスプレッソを抽出します。というのも、スチーム後のミルクは空気を含んだフォームミルクと空気を含まないサラサラなスチームミルクの2つが混じり合っていますが、徐々に分離してしまいます。

分離してしまうと、ラテアートをしようとミルクを注いだ際に空気を含んだフォームミルクがドバッと先に出てしまいアートを描くことが出来なくなってしまいます。なので、速やかに抽出するのですが、抽出中ミルクの入ったピッチャーを回すことでミルクの分離を抑制することが出来ます。

ここまで来たらついに最後。ミルクを注ぎます。ここでのミルクの注ぎ方は、描きたいモチーフによって変わってきますが、基本的にはカップの半分程度までミルクを注ぎキャンバスを作る。その後、ピッチャーを液面に近づけミルクを浮かばせる。高い位置からミルクを注いでミルクを沈ませる。ピッチャーを揺さぶってレイヤーを作るなどの方法を用いてアートを施します。

ラテアートは出来ましたか?
もちろん、初めての挑戦でラテアートが出来る方はまずまずいないと思います。始めはシンプルなハートに挑戦し、少しずつ感覚を掴んでいきましょう。実践を繰り返すことで、徐々にリーフやロゼッタなど様々なモチーフが描けるようになると思います。

今はYouTubeがあるので、お手本とするラテアート動画を見つけ、スチームの際のコツやミルクの注ぎ方などを参考にすれば、ミルクやコーヒーのロスを最低限にし効率よくラテアートの腕を上達させられるでしょう。最後に。皆さんがラテアートを楽しんで貰えたら幸いです。今日もお読みいただきありがとうございます。
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