最近植物ブームが来ていますね。
ショッピングなどをしていても、SNSを見ていても植物を育て始めている人を多く見るようになってきました。
こちらを読んでいる方の中にも植物を始めようと考えている方もきっといるはず。
ということで、観葉植物初心者の方でも育てやすい植物をご紹介します。
また、今回ご紹介する植物は生命力がとても強く葉挿しという方法でも増やすことができるので、植物マニアの方でも非常に楽しむことができる植物です。
以下関連
ザミオクルカスという植物
ザミオクルカス
サトイモ科
ザミオクルカス属
深い緑の葉が連なったザミオクルカス。
上にスラっと伸びる姿が美しくとても気に入っています。
ザミオクルカスはサトイモ科の植物で地中にイモを作るのが特徴です。
我が家のザミオクルカスも立派なイモをつけています。
イモはあえて地上に見えるように露出させて育てることも可能なので、見ていて本当に楽しいです。
ザミオクルカスはこのように大きなイモを作るので、このイモに水を蓄えられるんです。
なので、乾燥にも非常に強く水やりの頻度も少なくて済むので、観葉植物初心者も安心して育てることができます。
ザミオクルカス・レイブン
こちらはザミオクルカスのレイブンという品種。
ツヤのある濃い黒色がカッコいいですよね。
カラスのようなカッコよさがあります。
こちらのレイブンは少し珍しくやっとの思いで入手することができました。
元々購入した時の状態が結構ひしめき合っていて、ザミオクルカス達が息苦しそうだったので、二つの鉢に分けて今は育てています。
ザミオクルカス増殖計画 葉挿し
みなさん植物ってどうやって増やすかご存知ですか?
例えば
花とかであれば花粉を使って個体を増やしていきますよね。
観葉植物も種から増やすことができたり、枝を切って土にさして育てる挿し木と呼ばれるものがあったりしますよね。
よく知られている増やし方は上記のものなどですが、ザミオクルカスの場合、葉挿しという増やし方ができます。
葉挿というのは写真のような状態のことです。
そうその名の通り葉っぱごと土にさして育てる方法です。
シュールで可愛いですよね。
こんな風に葉っぱごと土にさすことで、なんと!葉っぱからイモができるんです!
できたイモからは根が伸びてきて時間をかけて成長して、いつかは元の親のような立派な大きさのザミオクルカスに育つことができるんです。
最初は、まさか葉っぱ一枚からそんなに大きくなるわけがない…と半信半疑でしたが
葉挿しに挑戦してみることにしてしました。
まず僕は水耕栽培で発根させる方法をとってみました。
通常葉っぱを切り取って、切り取った葉っぱを土に挿すことでもイモ、根が出てきた育つらしいのですが、ちゃんと根が出てくれるか不安でした。
なので、ある程度根っこが出てから土に植えた方が上手く健康に育てられるだろうと考え、まず水に葉をつけ根を出してみました。
葉を切った当時、写真を撮り忘れてしまったのですが、葉を切ってから2,3週間ほど経過した時の葉がこちらになります。
わかりますか?
もうイモができていたのです!
これはとっても驚き嬉しかったです。
しかも、小さな可愛い根っこもちょびちょび出てきています。
また、緑のザミオクルカスと一緒にレイブンの葉も2枚葉挿しに挑戦しています。
残りの2枚のレイブンはこんな感じです。
↑1枚目のレイブンの葉
↓2枚目のレイブンの葉
どちらもイモも根っこもできていない感じです。
片方のレイブンの葉に関しては、切断面に水が吸い付くような感じになっています。
なんだか面白い。
それからそれから約1か月が経過しました。
するとこんな姿に!
イモもだいぶ大きくなり、根っこも長くなりました!
まさか一枚の葉っぱをもぎ取り、そこからこんなにイモができたり根っこがでるなんて思いもしなかったです。
大きな観葉植物を育てるのも楽しいのですが、やっぱり日に日に成長してくれて成長を感じさせてくれる小さな観葉植物もとっても楽しいです。
そういう意味で、この葉挿しはとても楽しいです。
同時に育てているレイブンはこのような感じになりました。
わかりますかね。小さなイモがあります!
また、よくよく目を凝らしてみると1本短い根があるじゃないですか!
最高!!!
レイブンの葉に関しては、緑の葉と比べて成長が著しく遅かったので正直葉挿しに失敗してしまったのでは…と半分諦めかけていました。
ですが、急に根が出てきたみたいで本当に驚き嬉しくなりました。
そして、もう少し根が成長したら土に埋めようと待ち、葉挿しを開始してから2カ月ほど経過しました。
すると、こんな感じに。
ちょっとエイリアンみたいな見た目していますよね(笑)
イモも二つになりました。
根も沢山成長しました。
これなら、土に埋めても育つのではと思い、小さな鉢にいれてあげました。
この感じすごく可愛いですよね?
水耕栽培から土植えに変える時には注意が必要で。
今までは、常に水が周りにあり十分に水を吸うことができていたのですが、急に周りが土だらけになってしまったので、水をからしてしまうと葉も水を吸うことができなくなってしまうのでダメになってしまう可能性が高くなります。
初めての葉挿しなので、水やりのタイミングもわからず不安ですが、上手く育てられるよう頑張ります。
ちなみにレイブンの葉はこんな感じで、こちらもだいぶ成長しましたね。
緑の葉に比べるとイモは小さく根も少なく短いですが、あまり水につけておくのも良くないと、半分待ちきれない気持ちもあり、1枚の葉を土に植えてみました。
こちらもシュールで可愛いですよね。
あと、もう一枚の葉に関しては、もう少し水耕栽培で根っこを育ててあげたいと思います。
順番が前後してしまいますが、葉の発根はこんな感じで行っていました。
たしかダイソーのお薬ケースですね。
こうしてみてみると、小さなトイレにも見えてくる(笑)
ここに水をためて葉の切断面をつけていました。
この容器を選んだのはとても良かったなと思います。
まず安い。3つで100円なので簡単に購入できます。
あと、ふたがついていること。
水耕栽培ですが、葉の切断面のみを水につけるように気をつけていました。
葉っぱごと水に浸してしまうと、葉っぱも呼吸を出来なくなってしまい、ダメになってしまうので。
なので、葉の切断面だけを付けられる深さで、かつ水に入れない部分を寄りかかるようにすることができるものを探し、この子をみつけました。
このダイソーの薬ケースに葉っぱを入れて、テレビボードの上において育てていました。
日も多少当たり、風も多少あり、成長の様子も見ることができるので、置き場所は良かったなと思います。
こうして、3枚中2枚の葉は土植えに移行し、1枚は水耕栽培で発根をしています。
引き続き、根気よく育てて経過観察を行っていきます。
いつか皆さんにも立派に育ったザミオクルカスをお見せしたいので、お楽しみにしてください。
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