こんにちは
元スタバ店員
自宅で毎日ラテアートをしているyuukiです。
皆さんは、カプチーノのようなふわふわのミルクは好きですか?
それとも、ふわふわではなくラテのような限りなく液体に近いミルクが好きですか?
今回は、そもそもこの2つのミルクは何なのか?このミルクを上手に増やしたり減らしたりする方法をご紹介!
実は、口当たりだけでなく
味わいにも変化があるよ…!
以下関連
2つのミルクの違い
皆さんは、カフェラテを飲んでいて、ふわふわしたミルクとさらっとしたミルク
2種類のミルクが入っていると感じたことはないでしょうか?
まずは、このふわふわのミルクとそうでないミルクの違いを解説します。
ふわふわのミルクのことをスターバックスではフォームミルクと言い
対して、ふわふわではなく限りなく液体に近いミルクのことをスチームミルクと言います。
では、何故ラテやカプチーノはこの2種類のミルクで構成されているのかというと
その作り方に答えがあるのです。
ラテやカプチーノは、エスプレッソに温めたミルクを注いだドリンクですが
ミルクを温める際に、蒸気を使ってミルクを温めます。
この蒸気を使ってミルクを温める工程で、ミルクに空気を入れ、いれた空気を細かく潰すように勢いよく撹拌させるのです。
2種類のミルクは空気を含んでいる量が異なるので、当然重さが違い…
下にスチームミルク、上に空気を含んだフォームミルクが来るようになります。
と、これで2種類のミルクの正体がわかったと思います。
ところで、皆さんはこの2種類のミルク…
ふわふわとした口当たり以外に
ドリンクの味や風味に影響を与えることが他にあると思いますか?
実は、ドリンクに対してかなり大きな影響を与えるものなのです。
ミルクの状態で味わいが変わる
一つ目の違いは味わいです。
シンプルなラテを例に考えていくとしましょう。
目の前に2つのトールサイズ(いわゆるレギュラーサイズ)のラテがあるとします。
1つ目のラテは、ふわふわしたフォームミルクが少なめのラテ。
対して、2つ目のラテは、ふわふわしたフォームミルクが多めのラテです。
では、2つのラテのどちらの方がエスプレッソの苦さをより感じられるでしょうか?
答えは、2つ目のラテの方が苦みを感じやすいのです。
では、一体何故同じラテでも味わい、苦みの感じ方が異なるのか…
その答えは、カップに入っているミルクの量が異なるからです。
えっと…、同じ大きさのカップに
入ってるのにミルクの量が違うの…??
2つのラテを細かく比べてみましょう。
2つ目のフォームミルクの多いラテは、1つ目のフォームミルクの少ないラテに比べて
実は、カップの容量に対する空気の割合が多くなっているのです。
それもそのはず…
最初にお伝えしたように、フォームミルクというのは
ミルクに空気を含ませたふわふわのミルクのことを指すので
フォームミルクの多いラテ=空気の多いラテ ということになります。
すると、どうでしょう…。
同じ大きさのカップに入るミルクと空気の総量は同じだとすると
フォームミルクの多いラテは空気の割合が多い分、スチームミルクの量が少なくなります。
ラテ全体で考えると
エスプレッソに対するミルクの量が少なくなるのです。
すると、当然エスプレッソに対してミルクの量が少ない方が
エスプレッソの苦みをより感じやすくなるのです。
実は風味を保護する働きもある…
フォームミルクは、空気を含んだミルク。
エスプレッソとスチームミルクの混じりあった、いわゆるラテの上にのっかている状態です。
通常、ラテなどのドリンクは空気に触れることで徐々に風味などが落ちてしまいますが
フォームミルクがフタをするように上にのっかていることで
風味が落ちにくくなります。
カスタマイズ
ふわふわとした口当たりと、ビターな味わいが楽しみやすいフォームミルク
コクをより感じられ、マイルドな味わいを楽しみやすいスチームミルク
この2つのミルクを自分好みに増やしたり減らしたりできるカスタマイズが実は存在し…
フォーミー:フォームミルク多め
ライトフォーム:フォームミルク少な目
ノンフォーム:フォームミルク無し
こちらの3つがあります。
ふわふわのフォームミルクとキャラメルソースの組み合わせがデザートのようなカスタマイズ!
エスプレッソが入ったラテ以外にも抹茶ティーラテなどのティーラテ系やカフェミストなど多くのドリンクでフォームミルクのカスタマイズが可能!
最後に
いかがでしたか?
今回は、フォームミルクとスチームミルクについてご紹介しました。
スターバックスには、日常生活の中では聞きなれない単語が多く使われているので
注文の際にわからない単語などがあったら気軽に店員さんに相談してみましょう。
きっと、あなた好みのオリジナルドリンクを見つけられます!
当サイトでは他にも
スタバでラテアートをして貰う注文の仕方などもご紹介していますので合わせてご覧ください。
前回のお話▶︎
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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