こんにちは
元スタバ店員
ラテと植物好きなyuukiです。
今回はビカクシダの板付けのやり方を画像付きで解説したいと思います。
また、板付けのメリット・デメリットもあわせてご紹介します。
以下関連
ビカクシダの板付け
まず用意するものはこちら
そして、今回板付けするビカクシダがこちら。
約1年前にお迎えし苔玉に仕立てたビカクシダです。
後半で苔玉から板付けに変えた理由をお伝えしますが
簡単に言うと、私の生育スタイルに合わなかったため。
ということで早速、板付けをしていきます。
板付けをするにあたり注意すべきは
ビカクシダの成長点を傷つけないこと。
ビカクシダの成長点は、上の写真のように新しい胞子葉や貯水葉が生えてくる
大事な器官であり、ビカクシダの命ともいえます。
劣化した水苔を剥がしていく際に、誤って成長点を傷つけないようにしましょう。
また、板付け後に上手く成長できるよう根もなるべく残してあげましょう。
私のビカクシダの場合、苔玉の中にいれていたベラボンを
根がしっかりキャッチしていたので、ある程度残しておきました。
続いては、板の準備。
電動ドリルを使用し穴をあけていきます。
穴をあけた個所は
アルミ線を通す穴2つと排水性・通気性を良くするための穴を中心に一つ。
あとは、開けた穴にアルミ線など腐食しにくいものを通してリング状にします。
ハサミだとアルミ線や銅線など切りにくい場合もあるので
ニッパーもあるといいでしょう。
続いて、板にベラボンをのせます。
もちろん、ベラボンを使用せず全て水苔で板付けしても良いのですが
水苔だけだと水の渇きが遅くなり、根腐れしてしまう可能性があるので
水の渇きが良くなるようベラボンを使用しています。
次に、遅効性の肥料を適量施します。
マグアンプKは植え替え後の植物が根を張るのを助けてくれるため
また、今後の成長に必要な栄養素が最低限水苔の中にあり続けるよう施しました。
ベラボン、肥料をのせたら
水苔を薄くのせて形を成形していきます。
この時、ビカシダをのせやすいように中心を少しへこませると良いでしょう。
あとは、ビカクシダをのせテグスを巻いていくだけですが
ビカクシダの向きに気を付けましょう。
ビカクシダの成長点が上向きになるようにおいてあげます。
そして、完成した板付けビカクシダがこちら。
板の中心にビカクシダを板付けできました。
このビカクシダを我が家では無印良品の壁に付けられる家具フックにかけています。
綺麗に板付けできるとより、ビカクシダが美しく見えますね。
フックの他にも、このニュージー産の水苔をずっと愛用しています。
この水苔は他の水苔よりも、不純物(木の枝など)が少ない印象がありとても使いやすいです。
なぜ板付けをするのか
そもそも何故ビカクシダを板付けする方が多いのか。
板付けにどんなメリット・デメリットがあるのか…
苔玉仕立てと比較すると、板付けは水やりがしやすいです。
というのも、苔玉の場合は水を溜めた桶などに
浮かべると胞子葉が上を向いてくれず、水に浸かりすぎてしまったり
容器と接触し胞子葉を傷つけてしまう場合があります。
対して、板付けの場合
水を張った容器に浮かべると、板を下にしたまま浮かんでくれるのです。
なので、胞子葉が水に浸かりすぎてしまったり、傷がつくということが少なくなるでしょう。
続いてのメリットは、苔玉と比較して乾きすぎない点。
これは、人によりメリット・デメリットどちらと感じるか変わりますが
苔玉は板についていない分、水苔の露出面積が多くなっており板付けより乾きやすくなります。
ビカクシダの管理方法として、乾きと潤いの緩急を強くするというものがありますが
私の場合、乾きやすくなりすぎて水やり頻度が追い付かず
極度に水苔を乾燥させてしまい劣化させてしまいました。
なので、自分の生活リズムと水やり頻度、乾きやすさがマッチする仕立て方を選ぶのが
ビカクシダを元気に育てるコツであり良い選択だと思います。
3つ目のメリットはインテリア性が高いこと。
最近では、カフェでもアートを飾っているかのように
板付けのビカクシダを飾っている光景をよく目にするようになりました。
板付けは、本来木に着生しているビカクシダの生命力や美しさを彷彿とさせる
それだけでもアートとなり得るディスプレイ・仕立て方だと感じています。
最後に
いかがでしたか?
今回はビカクシダを板付けにするやり方とメリット・デメリット
元気に育てるためのコツをご紹介しました。
当サイトでは他にも
元スタバ店員が教えるスタバでラテアートをして貰う方法や
自宅でラテアートをする方法などもご紹介しています。
前回のお話▶
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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