この記事では虫の画像は出てこないので安心してご覧ください。
室内で観葉植物を育てていて、厄介なのが虫問題。
食事をするリビングや寝室で絶対に虫を目撃したくない
私たちが実践した虫対策4選をご紹介します。
以下関連
コバエ対策
室内で観葉植物を育てていて、よく現れる厄介なコバエはキノコバエというコバエ。
そしてこのコバエが植物にとって無害か害があるかについてですが、結論害です。
コバエの幼虫は有機物に発生した菌や植物自体も食べてしまうので、コバエが増殖する前に対処しましょう。
また、厄介極まりないコバエですが、発生しやすい環境、条件があります。
一般的にコバエは常に湿っているところや有機物があるところを好みます。
それでは具体的に湿ってるいるところや有機物があるところって?どんな状態のこと?と気になりますね。
具体例をあわせてコバエの実際の駆除、対策方法を学んでいきましょう。
コバエの駆除方法
私たちがコバエ駆除のために試した方法は4つです。
土を乾燥気味にする
コバエは水気を好みます。
我が子のような植物を育てていると、「水欲しいかな?喜ぶだろうな〜」と思い、つい水を与えすぎてしまいがちです。
しっかり湿と乾のサイクルが回せるのなら良いですが、常に水を与え湿っている状態にしてしまうと、コバエが好む環境になってしまいます。
湿と乾を意識し、水やりをしましょう。
ちなみに、コツの必要な水やりを誰でも簡単にできるようにしてくれるアイテムがあります。それはサスティ―です。こちらの記事でも使い方など紹介していますが、サスティ―は色の変化で水やりの適切なタイミングを教えてくれるので、つい水を与えすぎてしまうなんてことを無くしてくれます。これは本当に我が家でも大活躍してくれていますね。
また、水やりをした後も大切です。
水やりをすると、鉢の下に受け皿がある場合、そこに水が溜まってしまいます。つい、後で捨てれば大丈夫としてしまうと、放置された水が原因でコバエを呼んでしまうことに。
水やりをした後は、受け皿に水が溜まらないように、水を捨てたり、拭き取るなどして対策しましょう。
土の表面を無機質の土に替える
実は使っている土が無機質か有機質かでコバエの発生の具合が変わってきます。
結論、コバエがどうしても嫌な場合、無機質の土にしましょう。
というのも、コバエは培養土などに含まれる有機肥料、有機物を好みます。ここでいう有機物というのは、発酵した葉や木片などです。
なので、無機質の土に替えることで、コバエのエサを無くすことができ、結果コバエが発生、生育しにくい環境を作ることができます。
とはいっても、土を替える、植物を植え替えるというのは、簡単ではなく、場合によっては植物を弱らせてしまうことがあります。
なので、いつでも誰でも簡単に出来る方法をオススメします。
それは、土の表面を無機質の土に替える方法です。詳細には土の表面から5cm程度を無機質の土にしましょう。
なぜ、5cmなのかというと、コバエは土の表面から2cmほどの深さに卵を産む習性があるからです。
もし、有機質の土の場合、孵化した幼虫の周りにエサとなる有機物が多くあることになるので、繁殖しやすくなります。
しかし、卵を産む深さの2倍、表面から5cmほどを無機質の土に替えることで、孵化した幼虫の周りに有機物のエサがなくなり、繁殖を抑えることができます。
実際、我が家でも試したところ、コバエを見かけることがほとんど無くなりました。
ちなみに、表面に敷くオススメの無機質な土は赤玉土や白い化粧石です。
赤玉土は関東平野に降り積もる火山灰が元になってできた土です。特徴は通気性・保水性・排水性に優れた土です。無機質なので虫が対策になるだけでなく、雑菌などが繁殖しにくくなるのも魅力です。
もう一つオススメなのが、白い化粧石です。こちらは100均などでも購入することができ、非常に入手がしやすいです。
また、白い石なので清潔感があり、インテリアとしても綺麗な印象を与えてくれる石だと思います。
我が家で愛用している無機質の土
コバエ駆除のスプレーを使用する
コバエ駆除のスプレーはドラッグストアやスーパー、Amazonなどネットでも見かけることができ、購入も容易です。
これらのスプレーは基本的に今生きているコバエを駆除するためのものです。
部屋を飛び回るコバエを駆除することは容易ですが、恐らく全てのコバエを駆除することは不可能です。スプレーでは先程お話ししたコバエの生育環境に対しては効果がないので、生き残りが繁殖して、結果的にコバエの総数が減らないなんてこともあると思います。
私たちも使っていますが、しっかり駆除できています。しかし、コバエ発生の予防にはなりにくいので、ご自身の目的に合わせて選びましょう。
ちなみに、僕たちはこちらのアース製薬「おすだけコバエアーススプレー60回分」を愛用しています。
こちらのスプレーは4畳あたり1回の割合でプッシュするもので、匂いも嫌な感じもなく、とっても気に入って使っています。
薬品を使用する
アース製薬「BotaNice 土にまくだけ虫退治」がオススメです。
この殺虫剤はアブラムシをはじめ、ハモグリバエ、アザミウマなど非常に多くの種類の虫に対して効果を発揮してくれます。
商品の記載にはありませんが、YouTubeなどを参考にすると多くの園芸家の方などがコバエに対する効果があると言及されており、試しに我が家でも使用してみました。
すると、驚くほどに効果が見られ、コバエなどを見かけることが一気に少なくなりました。
こちらは粒タイプの殺虫剤なので、スプレーのように飛び散り、臭いが気になるなんてことはありません。また、本体を傾けると適量の粒が出てくるので、この粒を植物の株元、土にまくだけで使うことができます。
この殺虫剤の良いところは他にもあり
この殺虫剤すごいのが、なんと散布した薬剤が植物の根から吸収され植物全体に移行するんです!全体に移行することで害虫に薬剤が直接かからなくても、食害されることで殺虫効果を発揮できるんです。なので、植物自体を虫に強くすることができる画期的な殺虫剤なんです。
また、持続性に関しては散布から約1ヶ月ほど効果が保たれ、有効成分ジノテフランにより散布した数時間後から効果を発揮できる速効性も併せ持つ優れものです。
最後に
今回、観葉植物を育てるうえで厄介な虫問題、特にコバエ駆除に関する方法をお伝えしましたが、いかがでしたか?
水の与え方やスプレーによる駆除、粒タイプの殺虫剤などお伝えしましたが、それぞれの方法に異なった良さがあります。
ご自身の生活スタイルや好みに合わせたコバエ対策を行うことをオススメします。
また、私たちのように虫が大の苦手で且つ心配性な方は、虫対策の方法を複数組み合わせて使用することで、虫に怯えることなく、より安心した生活を送ることができると思いますので、検討してみてください。
前回のお話▶
虫におびえることなく、より楽しい毎日を送りましょう。
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