こんにちは
元スタバ店員
自宅で毎日ラテアートをしているyuukiです。
カフェで飲むラテをお家で飲めたらな…そう思ったことはありませんか?
今回は元スタバ店員がお家で1杯のラテを入れる方法を作る過程と共にご紹介。
以下関連
ラテってなに?
Latte(ラテ)とは、イタリア語で「牛乳・ミルク」を意味します。
また、ラテはイタリア発祥でエスプレッソとミルクを混ぜた飲み物なんです。
1 コーヒー豆を買いに行く
まずはコーヒー豆を買いに行きます。
お気に入りのコーヒー豆は常盤珈琲焙煎所のお豆。
一番行くカフェはスタバですが、コーヒー豆を買いに来るのは決まってここ。
お豆を美味しく、お店の雰囲気も気に入っています。
こちらのお店だと、生豆の状態のコーヒー豆を購入することができ、その場で好みの焙煎具合で焙煎してもらうことができます。
しかも、焙煎をしてもらっている間、ホットかアイスコーヒーをサービスしてくれます。店内の木のぬくもりを感じられる机でコーヒー豆の良い香りを嗅ぎながら、コーヒーを飲んでゆっくりできるこの時間が至福の時間です。
2 今週のお豆の写真撮影
コーヒー豆って種類によって、形や大きさ、色、香りがそれぞれ異なっていて、家に帰ってその違いを楽しみながら写真を撮る時間が好きです。
上下に違う種類の豆の写真を載せてみました。
色が微妙に違ったりするかもしれません。
是非、違いを感じてみてください。
コーヒー豆を挽く
焙煎してもらったコーヒーこのままでは飲むことが出来ないので、抽出できるように粉にします。
その時に使うのは、こちらポーレックスのコーヒーミルⅡ
アウトドアにも人気のアイテムで、シルバーの丈夫なボディがカッコイイです。
しかも、スリムで置き場所にも困らず、刃がセラミックで出来ているので、非常に丈夫で長く愛用することが出来ます。しかも、分解して水洗いが出来てしまうので衛生的です。
こちらのコーヒーミルを使って
まず、コーヒー豆を入れます。
入れる量は、ダブルショット分、約14gほどのコーヒー豆を計量します。
いつも料理用のスケールを使っていますが、いつかはカッコイイコーヒー豆用のスケールを買いたいものです。
計り入れたら、ふたをしてハンドルを取り付けて…
あとはゴリゴリ挽きます。
美味しいコーヒーを入れるためには
コーヒーの分量や水、光などあらゆるものに気を配る必要があります。
豆を粉にする時もポイントがあり、美味しいエスプレッソを抽出するために粉の大きさを均一にする必要があります。
粉の挽き具合は基本的にミルのダイヤルで調整できますが、実はゴリゴリと回す速さでも挽き具合は変わります。
均一にするためには、同じ速度で一定の速度で回す必要があります。
最初は少し難しかったりしますが、豆を挽く時間はとても癒されますよ。
豆の良い香りと、ゴリゴリと潰れていく感じ、心地よい音が日々のストレスを忘れさせてくれます。
挽き終わるとしっかり細かい粉になっています。
豆を挽いたらいよいよエスプレッソの抽出とミルクのスチームです。
エスプレッソの抽出とミルクのスチーム
ラテ作りの相棒はこちら。
メタリックなボディがカッコイイデロンギ デディカ EC680
こちらはスターバックスで働いていた時に購入したもので、とても思い入れがあります。
デディカはスリムな形状なので、家に置いていてもゴチャゴチャした感じはせず、とても綺麗に見えます。
ちなみに、デディカにはいくつか改造を施していて、スチームノズルと通常付属しているフィルターを別途違うものを購入しています。
スチームノズルを改造したのは、ラテアート用により細かいスチームができるようにしたのと
付属のフィルターは疑似的にクレマを作るものだったので、ボトムレスのフィルターに変えました。
話がそれましたが
粉にした豆をフィルターにいれて
タンパーで押し固めます。
この押し固めるのが、実はかなりコツがいります。
というのも、強く圧力をかけすぎてしまうと、エスプレッソに雑味が出すぎてしまったり、そもそも抽出できなかったりします。とかいって、圧力が弱すぎてしまうと、シャバシャバのエスプレッソではないものが出来てしまいます。
最初の頃は、全然上手くいかず、エスプレッソすら入れられないんじゃないかと、とても不安になりました。
また、押し固める時、床と平行に表面が整っていないと、均一に抽出することができず、味にムラができてしまうので力のかけ方に注意が必要です。
粉が押し固められたら、ホルダーをマシンにセットします。
ガチャガチャ…
次に使用するマグカップを選びます。
候補はこちら
透明のグラスマグやスタバのマグカップTallとShortです。
その日の気分によって使い分けます。
今回は透明のマグカップにしました。こちらはニトリで500円くらいで買ったもので、なんと耐熱グラスでソーサーもついてワンコインだったので、つい買ってしまいました。
口も広くてラテアートもしやすいです。
マグカップを選んだら、ピッチャーにミルクを注ぎます。
相棒はこちらのWPMのピッチャーこだわり抜いて選びました。注ぎ口がフラットでとても使いやすいです。
だいたい、ラテ一杯分のミルクを注ぎます。
マシンのスイッチをいれます。
そうすると、マシンが温めが開始します。この時、各スイッチが点滅するのがたまらなくカッコよくて、いつもテンションが上がります。
スチームのランプが点灯に変わったらスチームの開始です。
最初に、もう一つのピッチャーでスチームノズルの経路内の余分な水分を取り除きます。
そしていざスチーム!
ミルクを入れたピッチャーにノズルを差し込み、レバーを回します。
すると勢いよくスチームが出てきます。
ミルクのスチームでは、最初にミルクに空気を含ませます。そして、含ませた空気を細かくしていきます。また、スチームの最中はミルクがよく撹拌するようにします。ミルクの温度が62,63℃くらいになったらスチームをやめます。
この工程がとっても難しいのです。
ミルクに空気を含ませる時は、ピッチャーを少し下げるのですが、下げすぎてしまうとボコボコのミルクになってしまいます。
また、含ませた空気を細かくするときは、ノズルの先端をミルクの表面ギリギリのところに持ってくるのですが、少しでも手元がぶれてしまうと、大きな泡が沢山入ってしまし、これもボコボコな仕上がりになってしまいます。
ミルクの温度も非常に重要で、温度が高く過ぎるとタンパク質が変性してしまい、こげたにおいがしたり、ラテアートもできなくなってしまいます。幸い、スタバで手で触れた状態で温度を見ながらスチームしていたおかげで、今では温度計を使わずに温度管理できるようになりました。
このようにミルクのスチームは本当に難しく、僕も日々練習しています。
上手くいくと、表面に光沢のあるスチームミルクができます。
ミルクのスチームが終わったら、スチームノズルの掃除を挟みます。ミルクの残りがないように気を付けて。
そして、エスプレッソの抽出です。
ダブルショットのボタンを押し、マグカップをセット、今回は上手く抽出できるかな…
お!今回はうまく抽出ができ、綺麗なクレマも作れました。
クレマの写真撮り忘れてしまったので、他の時に作ったクレマに差し替え。
エスプレッソが抽出できたら、ここからは時間との勝負、素早くミルクを注いでいきます。
ミルクを注ぐ際は、エスプレッソとよく馴染ませたり、フォームミルクが分離しないようになど気を付ける点がいくつかあります。近頃、ラテアートにおけるスチームのコツもご紹介したいと思います。
完成したラテがこちら。
チューリップのアート。
まだまだ満足できるレベルではないので引き続き練習したいと思います。
アートを施したラテは、目が覚める、体が温まる、美味しいといったメリットだけでなく、見て楽しいという良さがあります。
いつか多くの人を楽しませられるようなラテアートができるようになります!
前回のお話▶
ラテで毎日をより楽しく過ごしましょう。
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