植物好きですよね。
ですよね!
わが子のように大切な植物ですが、皆さんは日々どのようなメンテナンスをしていますか?
今回は、意外と気になる葉に降り積もるほこりの取り方についてご紹介します。
葉の汚れを取ってあげると、植物が呼吸をしやすくなったり、病害虫の予防になったりとメリットが沢山あるので、最後まで是非ご覧ください。
以下関連
植物のメンテナンス
今回ご紹介する植物のメンテナンスは
- 葉のほこり取り
- 葉の水垢取り
です。
僕は日頃葉水を与えて、なるべく葉にほこりなどが溜まらないようにしていますが、どうしても溜まっていってしまいます。
そんな葉水では取り切れない汚れを取るのにも、今回ご紹介するメンテナンスは効果抜群です。
準備するもの
- マイクロファイバー手袋
- クエン酸
- はかり
- 容器(クエン酸水を入れるもの)
今回準備したものは、どの家庭にもあるはかり以外は全て100均で揃えました。
こちらには記載していませんが、クエン酸水を溶かすためのかき混ぜる棒のようなものがあると良いと思います。
クエン酸の溶け残りなどがある場合、濃度の高いクエン酸が葉に付着する可能性があり、葉を傷めてしまう恐れがあります。しっかり均一に溶かすようにしましょう。
クエン酸の濃度に関しては、20倍と書かれていることが多かったのですが、万が一植物に害があったら怖いので今回は40倍にして散布してあげました。
40倍のクエン酸水溶液は、クエン酸5gを容器にいれ、全量が200gになるよう水を195g加えて作ります。
葉のほこり取り
今回僕は最初にほこりを除去してあげた後に、クエン酸を散布してあげることにしました。
掃除の仕方としては、いたってシンプル。ただただ手袋を着用した手で葉を優しく撫でてあげるだけ。
まず、今回ほこりを取ってあげたのは、葉に凹凸があるコーヒーノキ。
元々綺麗な光沢のある葉が特徴的なコーヒーノキですが、結構ほこりが溜まり白くなり光沢が失われていました。
なので、手袋で綺麗に綺麗に。
植物によっては、葉が薄かったり、幹が細かったりするので、優しくなでるように掃除してあげましょう。
また、コーヒーノキのように葉に凹凸がある場合は、溝に沿って撫でてあげたり、葉脈に沿って掃除してあげましょう。
こんな感じで掃除をしてあげると…
こんなに綺麗になりました。コーヒーノキの特徴的な本来の綺麗な光沢が戻りました!
綺麗だぁー
以前はよく濡らしたティッシュなどで、ほこりを取ろうとしていましたが上手くいかず…
ですが、今回は手袋で掃除してあげるとここまで綺麗に!
自分でも驚きました。
一度、このスッキリ感を味わってしまうと、楽しくて次から次へとフキフキしてしまいます。
次はこの子。
大きな綺麗な葉が特徴的なカラテアです。
我が家のカラテアもとても綺麗な模様ですが、だいぶほこりが溜まっていました。
こういう大きな葉は本当にほこりが溜まりやすい…
早速フキフキ…
カラテアは葉裏にハダニも発生しやすいそうなので、葉裏もチェックしながら綺麗にしてあげました。
すると
ここまで
綺麗になりました。
どうでしょう!?
すっごく綺麗になったと思いませんか?
葉っぱ一枚一枚が光沢を帯びています。
元々魅力的な葉がより魅力的に!
これは綺麗にしてあげたかいがある…
続いては、我が家で一番大きなドラセナです。
やっぱり大きな植物ほどほこりが溜まりやすいもの。
葉の色的にほこりが見えにくいですが、結構溜まっていました。
しかも、このドラセナレモンライムの場合、綺麗なストライプの模様に沿って凹凸があるので、そこに結構ほこりが!
これはやりがいがありますね。
こうして、我が家の植物達全員の葉を一枚一枚綺麗にしてあげると…
本当にピッカピカになりました!
カラテアとかこんなに光沢あったけ?って思うほど綺麗!!
葉のほこり取りも意外と楽しいもんだ!
葉の水垢取り
葉のほこり取りが済んだら水垢取り!
そもそも葉に水垢とか出来るのって?感じですが、こんな感じにできるんです。
葉の一部が白くなっていますよね。
これは水道水のミネラル?カルシウム?かなんかが原因だそう。
水垢自体、植物にそんな害はなさそうだが、せっかくの綺麗な植物がもったいない!
なので、綺麗にしました。
やり方としては、予め準備したクエン酸水に手袋の指先をつけ、軽く湿らせます。
その指で優しく撫でてあげるだけ。
葉っぱ一枚一枚
丁寧に拭いてあげて…
するとー
なんだか水垢がなくなってきたかも!
葉の一枚一枚の白い水垢が消え、光沢が増しました。
これは気持ちいい…
実際、水垢の除去がどのくらい持続するのかわからないので、今後も様子を見てみます。
良いところ・悪いところ
今回ご紹介したメンテナンス方法、実際にほこりを綺麗に取ることができ、水垢も綺麗に除去することができたので、効果は確認できました。
なのですが、このメンテナンス他にもメリットやデメリットがあるので、合わせてご紹介します。
このメンテナンスの良いところは
- 植物が光合成・呼吸をしやすくなる
- 病害虫の予防になる
- 美しくなる(インテリア)
植物は葉の葉緑体で光合成をします。葉に大量のほこりが積もっていたら、光合成しやすいでしょうか?
きっと、ほこりをとってあげた方が光合成もしやすくなるはずです。
また、植物の葉の裏には気孔と呼ばれる呼吸をする穴があります。
葉の裏には、汚れは溜まりにくいと思いますが、定期的に除去してあげれば少しは呼吸がしやすくなると思います。
あと、意外と効果大なのが病害虫の予防です。
大切な植物に害虫なんて発生して欲しくないですよね。
今では、結構害虫を予防するための薬剤などはありますが、薬剤を使用していても気が付いたら発生してしまうのが虫達。
今まで、カイガラムシやハダニなど色々と病害虫の被害にあってきましたが、一番の病害虫対策は植物をよく観察することだと思います。
ハダニなんかはとても小さく、しかも葉の裏にいることが多く、よく観察してあげていないと気が付いたら手遅れなことになりかねません。
今回の手袋を使ったメンテナンスなら、一枚一枚の葉を観察しながら綺麗にすることができるので、早期に虫を除去することができたり、たとえ見落としていたとしても、葉水だけでは落ちにい葉裏の虫なども物理的に除去することができるので、病害虫の予防に非常に効果があると思います。
続いてのメリットは、植物が美しくなることです。
当たり前な事ですが、ほこりが積もっているのと、積もっていないとではだいぶ印象が異なります。
汚れをとってあげる前の葉は、どこか白く濁ったような元気のなさそうな色に見えていましたが、掃除してあげることで光が反射してピカピカ見えるほど綺麗になりました。
また、この掃除に関しては特に葉の大きな植物や葉に凹凸がありほこりが溜まりやすい植物だと効果が倍増すると思います。
是非、大切な植物を掃除してあげて綺麗にしてあげましょう。そうすれば部屋もぱっと明るくなりお家での時間も楽しくなると思います。
ここまで、このメンテナンスの良いところをお伝えしましたが、もちろんデメリットと感じることもあります。
それは、いかんせん時間がかかることです。
僕はまだそれほど植物多くないですが、育てている植物が多ければ多いほど時間がかかってしまうので、とても葉の一枚一枚綺麗にしてあげる余裕なんてない!と思う方もいるはず。
そのような方の対処法としては
水圧で落としてあげる、風通しを良くする…などあると思います。
僕も絶対にどんどん植物が増えてしまうと思うので、植物が多い場合の効率の良いメンテンナンス方法を生み出せるよう色々試行錯誤したいと思います。
でも、時間はかかってしまうと言いましたが、僕としては時間をかけて植物に向き合う、ゆったりとした時間がとても好きです。
平日は会社で気が張り詰めたりしますが、休日植物と向き合う時間は何も考えずに作業ができるので本当に癒されます。これも植物を育てる醍醐味だと僕は思います。
みなさんも是非、葉っぱ一枚一枚愛でてみください。
きっと愛着も増しますよ。
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